株式会社ドリームが産声を上げた1990年代。

日本ではその先のテクノロジーやインフラ、世界はたまた宇宙での活躍につながる
「初」の出来事があった10年間でした。

大きな災害や事件、またバブル経済の崩壊に見舞われながらもたくましく生き抜いた人々。
その激動の時代に、株式会社ドリームは現代につながるオリジナル商品企画の原型を生み出しました。

改めて1990年代を振り返ってみましょう。

1990年代 あの日・あの時

1990年代前半は秋山豊寛さんを筆頭に、毛利衛さん、向井千秋さんが続き
日本人が宇宙へ飛行する道を切り開いた時代でした。

スポーツ界では野茂英雄投手が日本人として初めて大リーグへ。
世界の舞台で戦う日本人野球選手の先駆者となりました。

株式会社ドリームは、起業から3年間は卸売業を主としてきましたが、
1993年よりオリジナル商品の企画・開発に着手。

そして1997年、代表取締役社長の大橋が運命の出会いを果たします。

雑誌で紹介されていたアスカ鍼灸治療院院長 福辻鋭記先生
骨格補整理論を目にし、そのメソッドを核とした共同開発を始めました。

現在の株式会社ドリームの、専門家との共同商品企画・開発スタイルの原型となりました。

福辻鋭記先生との共同開発 第一弾商品「スーパーブー」は大ヒット。
日本の名医100人にも選ばれた福辻先生との共同開発は現在も続いており、
これまでに45点の共同開発商品点数を数えます。

バブル期の象徴と思われがちな「ジュリアナ東京」
実はオープンしたのは、バブル経済崩壊直後の1991年でした。

ジュリアナ東京で生まれたお立ち台で扇子を持って踊るスタイルは、
日本中で話題になり、当時、夜の街に行ける年齢には達していなかった方も
学校の机をお立ち台に見立ててマネして遊んだ・・・なんて記憶があったりするのでは。

時は移ろい、25年後
バブル期前後のカルチャーが再び話題になった2014年に、
株式会社ドリームは、お立ち台のジュリ扇スタイルの先駆者 荒木師匠と
ジュリ扇をモチーフにした商品「ディスコクィーン荒木師匠のジュリ扇エクササイズ」を共同開発しました。
※現在は販売終了しています。

こちらは通常のジュリ扇の約5倍の重さの扇を持って踊る
ちょっとハードなエクササイズグッズ。
メディアでも話題になりました。


相次ぐ日本人のノーベル賞受賞、フィギュアスケーター 浅田真央さんの活躍、
五輪でのメダルラッシュと日本の才能が世界で花開いた2000年代。

小泉純一郎内閣発足による民営化改革なども時代のビッグトピックスでした。

iPhoneの発売、SNSの一般向けサービス開始は
メディアや情報発信・収集の在り方を大きく変えた転換点となりました。

株式会社ドリームはTV通信販売の領域へと販売チャネルを拡大し、
そこでヒット商品が次々と生まれていきました。

21世紀の幕開け、2000年代を振り返ります。

2000年代 あの日・あの時

2000年代はほぼ毎年、日本人の受賞・優勝のニュースに沸いた10年でした。

ノーベル賞の受賞は6名を数え、化学・物理の分野での功績が讃えられました。
また、スポーツ分野では当時15歳の浅田真央選手がキラ星のごとくシニア競技に進出し、
グランプリファイナルで史上最年少優勝、
北島康介選手の五輪連覇、荒川静香選手のフィギュアスケートで日本人初の五輪金メダル等、
華やかな活躍が目立ちました。

株式会社ドリームは、TV通信販売に販路を拡大し、
2006年のエクササイズ電気機器「フトラセン」が大ヒット。
使用した際の効果を第三者機関のデータ検証で表現した先駆的商品でもありました。

その後も、長坂康子さんとの共同開発シューズシリーズ「美人ぐせ」が大ヒット。
そしてエクササイズ・コリほぐし器具シリーズ「美バランス」
長きに渡り共同開発してきた波多野賢也さんとの取り組みも、この頃始まりました。

2001年初版刊行の小説「世界の中心で愛を叫ぶ」はベストセラーに。
2004年に公開された映画も大ヒットして2000年代前半のブームの1つに数えられます。

かたや株式会社ドリームの商品群の中でも長きに渡り、メディア掲載のTOPを走り続けてきた
ストレス解消アイテム「叫びの壺」は2007年発売。

大声で叫んでも、ミュート構造でささやき声程度になるアイデアが注目され、
今も情報バラエティ番組を中心に紹介いただいています。

叫ぶなら、愛は大っぴらに世界の中心で、心のモヤモヤは壺の入り口で。


ドリーム社歌「夢~Dream~」

社員全員が一泊して寝食を共にし、学びを深める「一泊研修」。

2009年の一泊研修は、当時から在籍している社員にとっては忘れがたいテーマでした。
それは会社の歌「社歌」の制作です。

1~3番の歌詞をグループに分かれて作詞し、全社員で言葉をぎりぎりまで吟味。
決定した歌詞を付けた歌を一晩で練習し、翌日全員の歌唱で録音するという濃密なスケジュールでした。

歌に自信がある社員も、そうでない社員も、全員で声を張り上げた社歌。
今も社内の行事で歌われています。


SNSの発達により、誰しもが発信者となり、
カリスマ的なYoutuberの登場、
SNSやストリームサービスでバズってからのヒットが目立った2010年代。

世界は強い「個」の時代へと突入しました。

それでも度重なる大災害をきっかけに人との絆や共有の場の重要性が見直され、
現在、私たちが直面しているコロナ禍においても、
カタチを変えつつも、人と人とのつながりから生まれるモノ・コトの需要は高まっているように思われます。

株式会社ドリームでは、6つの事業ブランドを創設し、
単なるモノづくりを越えた、学びと体験の場の提供をビジョンに掲げ、
専門家のレッスンイベントや書籍出版プロデュース等、多角的な取り組みに挑戦してきました。

美容・健康・生活スタイルの分野で、知が広く共有され、向上する喜びが拡がり、
社会に笑顔をお届けすることを願って、株式会社ドリームはこれからも取り組みを続けていきます。

これからへの決意も新たに、2010年代を振り返ります。

2010年代 あの日・あの時

29連勝を記録した藤井聡太四段
スポーツ分野ではテニス全米OPで日本人初の優勝を果たした大阪なおみ選手

また強い発信力を持つYoutuber、ストリームサービスやニコ動出身のアーティストの出現等、
圧倒的な個の強さが目立ち始めた2010年代。

一方でワールドカップで南アフリカに初勝利を果たし、自国開催では8強となったラグビー日本。
「ワンチーム」は流行語となり、人と人が力を結集する素晴らしさを再認識する出来事でもありました。

株式会社ドリームでは、専門家との共同開発ブランド「プロイデア」を主軸に、
6つの事業ブランドを創設。

独自性の高いメソッドを持つ、専門家の先生方の個を輝かせながら
その英知を商品・レッスンイベント・各種コンテンツ・書籍プロデュースなど
様々な切り口で世の中に共有していくビジョンを掲げ、現在も取り組みを進めています。

PROIDEAを主軸とした6の事業ブランド

「そだねー」が2018年の年間流行語大賞になり、「もぐもぐタイム」で注目されたお菓子に予約殺到するなど
注目を集めたカーリング女子日本代表チーム

綿密な現状分析と戦略のすり合わせ、息の合ったプレイが印象的でした。

「息」と言えば、株式会社ドリームのエクササイズアイテムのカテゴリーでは
2010年代に「息」「呼吸」をメソッドの核としたシリーズが続々とヒット。

約1m伸びる吹き戻し「腹式呼吸エクサ ロングピロピロ」シリーズを筆頭に、
回る猫のイラストで呼吸を意識しながらエクササイズする「くるくる呼吸エクサ フークルン」
自宅で全力熱唱して歌ウマ&スリムボディを目指す「UTAET」シリーズ、
ホワイトボードのようにモヤモヤや目標を書いて叫んでストレス解消&発声エクササイズできる「SAKEBOARD」

腹式呼吸エクササイズアイテムは主軸の一角を無し、メディアにも多数紹介されています。


ドリーム人文字アートCM

2012年の社員一泊研修では、ラッキー池田さんと彩木エリさん監修のもと、
株式会社ドリームの人文字アートCMを制作しました。

ほとんどがダンスの経験もない社員が池田さんと彩木さんの指導により
イキイキとした動きで人文字を表現できるように。

撮影は深夜に及び、次の日は筋肉痛を抱えながらも
出来上がった作品に感動した2日間でした。

CMが表現しているように、専門家のメソッドを世に広め、
鳥のように想いと英知を載せて羽ばたき、社会全体に笑顔をお届けできるよう
社員一同、ますます精進してまいります。